「やばい会社」や「ブラック企業」の特徴って、どんなものがあるか気になりますよね?
この記事では、「やばい会社 あるある」をランキング形式でまとめました。
これから就職活動をする方や、今の会社に少しでも違和感を感じているあなたへ、ブラック企業 あるあるを見抜くための具体的なポイントをご紹介します。
「ブラック企業」と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、実は世間で言われる「やばい会社」の特徴の中には、誤解されているケースも少なくありません。
元ブラック企業経験のある筆者が、リアルな体験談を交えながら、客観的な視点で分かりやすく解説します。

やばい会社・ブラック企業の特徴あるあるランキング23選
ここでは、やばい会社・ブラック企業のあるあるランキングと、その理由を一覧でまとめました。
以下に挙がっている特徴に、少しでも当てはまる場合は要注意です。
1位:離職率が高い
人が次々と辞めるような職場はブラック企業である可能性が極めて高いでしょう。
特定の上司の元で、部下の離職率が高い場合も危険なサインです。

遅からず組織が崩壊するため、逃げる準備を始めておきましょう。
2位:求人が常に出ている
常に求人が出ている会社は、常に人が辞めています。離職率が高い職場はブラック企業である可能性が高く、十分な注意が必要です。
3位:求人票に基本給の記載がない
人を雇うことへの責任が希薄であり、明らかに危険な会社といえます。
4位:パワハラ・モラハラが野放し
職場にパワハラ人間がいるにもかかわらず、野放しになっている会社は多いです。
この状況がブラックであり、組織としても問題があるため、将来的には危険な状況に陥る恐れがあります。
5位:達成できないノルマを課される
その人間にとって、達成できないようなノルマや仕事を課す企業は、人材の見極めができておらず、ブラック企業といえるでしょう。

達成できないことが悪ではなく、達成できないことを課す側に問題があるケースは多く見られます。
6位:他者がいる前で怒鳴る
上司が部下に対して、他の従業員がいる前で怒鳴る、吊るしあげることを容認している会社は、ブラックと認定できるでしょう。
7位:数字より精神論や社風を重視
数字や実績よりも、精神論や社風への貢献度を重視し、個人の意見や能力を軽視する会社はブラック寄りとなります。

このケースは、優秀な人材が力を発揮できないため要注意です。
8位:求人票の給料が15万~40万など幅が大きい
本来は最低金額で雇用するつもりであるにも関わらず、給料を高く見せて人をつり上げている恐れがあります。
完璧なブラックとは言えませんが、信頼はできないでしょう。
9位:労働契約書がない又は内容が不明確
契約書を発行してもらえない時点でブラック企業を疑う必要があります。
10位:年間休日104日未満
法律的には罰せられることはありませんが、週休2日制をギリギリ適用できる日数であるため、104日未満の会社には十分な注意が必要です。
11位:残業時間が月80時間を超える
現実問題として、残業時間が必要なケースもありますが、違法行為を容認しているため問題があるでしょう。
12位:会社の口コミが悪い
会社に対する口コミが悪い、転職サイトなどでOBの悪評が目立つ会社はブラック企業の可能性があります。

ただし、ごく一部の恨みを持った人間が悪い口コミを広めているケースもあり、ブラック企業ではないケースもよくあります。100%ブラックとは言い切れないでしょう。
13位:社会保険に未加入
法律的にグレーゾーンのことを行っているため注意が必要です。
14位:規模に対し募集人数が多い
はじめから離職する人間を想定しており、それだけ過酷な仕事であることの裏返しであることが多いでしょう。
人間を単なる駒とみなしていることの表れといえます。
15位:求人票の内容が抽象的
どんな仕事をするのか具体性を欠いているにも関わらず、耳触りの良い言葉だけを並べている会社は注意が必要です。都合よく人をあつめ、都合の良いように働かせる恐れがあります。

アルバイトで良くあるケースですが、そうしないと人が集まらないという現実もあります。
16位:仕事を教えてくれず野放し
採用したにも関わらず、仕事を教えてくれず野放しにする会社は、組織として機能していません。
17位:会社のキャッチコピーが変
ベンチャー企業などにありがちで、キャッチコピーが過激だったり大げさなところは、社風をそのまま表していたりワンマン経営の傾向にあります。
18位:聞いていた仕事内容が異なる
本来の仕事では人が集まらないため虚偽を行っていたり、組織として機能していないため起きる現象です。
19位:有給が取りにくい
過酷労働を強いているため危険なサインといえるでしょう。
20位:飲み会やイベントに強制参加
飲み会など会社のイベントへ強制参加させる会社は、パワハラ気質が強い社風といえるでしょう。
21位:オフィスに清潔感がなく、暗い雰囲気がある
清掃が行き届いていない、従業員に覇気がない可能性があります。

職場の雰囲気は何となく嫌だなと感じたら避けるのが無難です。面接の時に確認するようにしましょう。
23位:引継ぎマニュアルがない
マニュアルがないのは組織として機能していません。
その他の特徴
評価制度が不透明
残業が当たり前
社内の雰囲気が悪い
サポート体制がない
異動や転勤が頻繁で生活が安定しない
結婚・妊娠ができない雰囲気
離職票がもらえない
家族経営で閉じ切っている
ブラック企業とは限らないケース
一般的にはブラック企業と言われがちですが、実はそうではないケースがあります。
やばい会社とは限らないケースも確認しておきましょう。
正社員の割合が少ない
正社員の割合が少ない職場は存在しますが、必ずしもブラック企業とは限りません。
むしろ、アルバイトや派遣でも勤務歴が長い方がいたりする場合は、ホワイト寄りの職場であることもあるなど、ケースバイケースといえるでしょう。
すぐに内定が出る
すぐに内定が出ると、ブラックではないか心配になりますが、単純に人材が一時的に枯渇しているケースがあり、それだけでブラック企業とは言い切れない側面があります。
定時に帰りにくい雰囲気がある
公務員のような完全ホワイト企業でもない限り、現実的に定時を越えても仕事をする人は殆どです。
定時で返りにくい雰囲気を感じることはあっても、ある程度は仕方がない面があります。
辞めたいのに引き止められる
企業が引き止めるのは優秀な人材を手放したくない理由もあり、辞めにくいからといって必ずしもブラック企業とは限りません。
休職者が多い
休職者が一手数いる職場の場合、会社が休職を許していることからも、ブラック企業ではない可能性があります。
ブラック企業であれば、そもそも休職を認めることがありません。

これらのケースは、ホワイト企業であることもありますので押えておきましょう。
やばい会社を避けるコツ3つ
やばい会社やブラック企業は、3つのコツで全力で避けましょう。
1. 求人票を細かくチェックする
基本給や社会保険の有無、給与体系、残業時間や休日の有無などをチェックし違和感がないか確かめましょう。
2. 会社の口コミを見る
ある程度の規模の会社であれば転職サイトに登録することでOBの口コミを確認できます。
小規模な会社の場合でも、インターネットやSNS、Google Map、キャリアサポートなどできる限り口コミを集めて違和感がないか確認しましょう。
3. 面接時に雰囲気を確認する
面接官の態度に問題がある場合は注意が必要。相手の本性を引き出すためにも、なるべくこちらからも質問を投げかけ相手の反応をみましょう。
オフィスに清潔感がなかったり、暗い雰囲気がある場合も注意が必要です。
やばい会社・ブラック企業のあるあるまとめ
やばい会社やブラック企業には、できるだけ関わらないことが最善であるため、事前に見極めることが大切です。
すでにブラック企業に勤めてしまっていることが判明した場合は、退職も視野に入れることをおすすめします。
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君子危うきに近づかずであり、ブラック企業と関わると身を滅ぼします。
もしあなたがブラック企業に勤めており、我慢している状況であれば、我慢をする必要はないでしょう。
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